Advance before!


「・・・何、コレ」

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やっと目が覚めたサラの第一声は、とぼけたような声だった。

サラが首筋をなぞりながらいう。
刺青のような、アザのような、よく分からない刻印。
ベットの横の小さな机の上の手鏡に映ったのは、その痕のような、アザのような、刺青のようなソレ。
びっくりして、大きな鏡の前でも見てみるが、変わるハズもなく。
年頃のサラにしては、大きな損害だ。
シャワーを浴びても、取れなかった。
こすってもダメ。
・・・刺青か?

「あのさ・・・この刺青みたいな、アザみたいな、痕は何?」

「悪いんだけど、俺には分かんないな。レフィトのヤツに聞け」

タバコに火を点けながらいう。最後の方はイライラを含みながら。
不幸中の幸いといえば、サラが特殊体質だったコトぐらいだろう。
サラは感染型バンパイアに咬まれても、感染しない特殊な体質だったからこそなのだが。

「しっかし・・・・・・痛かった・・・」

首筋をさすりながらいう。

「絶叫してたな。凄く痛かったろ?」

「当たり前っ!脳ミソ銃でぶち抜かれた方がマシだったっ!」

ぼふっ。っとベットに倒れ込む。


あれから、一週間が経っていた。
咬まれた所は妙な刻印がされていて。
一体何をされたのかも分からない状態だ。

「・・・・・・博士のトコロ、行こうと思う」

「何でまた急に」

「だって、この刻印、妙じゃない?」

「確かにな」

ふぅ・・・とケムリをはきながら頷く。

「所でさ、博士から手紙が来たんだけどな」

「博士から?」

「例のモノが出来たそうだ。取りに来いってさ」

「やった♪」

「一日かかるけど、行くか」

「うん♪賛成!よいしょっと・・・」

そのままシーツを引っ張る。
「ぇ」とディルディスが呟く。

「もう寝るのか?早くないか?」

壁掛け時計は、8時前を指している。
寝るにはちょっと早い時間だ。

「博士のトコ、いくんだから、ちゃんと寝とかないとね」

ディルディスがこんな時間に寝れるのか・・・?と目で言っている。

サラがむっとしていう。

「なんか、変かな?」

サラの綺麗で稀な澄んだコバルト・ブルーの眼がいう。

「いや・・・何でもない・・・なんでもないぞ・・・」

ディルディスのウィニング・ブルーの眼はびくびくしているのがお見通しだった。

そそくさと部屋から退散する。
ぱたんとドアの閉まる音。

______________________________________________________________A deadline || three years later.(タイムリミットは3年後)

アイツの声が、蘇る。
サラを渡してやるもんか。
絶対に、守りきる。
タイムリミットまでに、必ず解除してやるから。
今はまだ、知らなくて良い。
ただ、前を向いて生きててくれと。
願うだけ_____________________












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一方、その頃。
サラandディルディスの師匠and色々と役に立つ博士の研究所兼自宅____________

広い部屋の窓際に、ディスクが一つ。
スタンドライトの光が、カーテンの隙間からもれている。
イスに、博士本人が座って、ああでもない、こうでもないと、アタマを悩ませている。

「う〜ん・・・。これで軽くなったかな?ぃゃ・・・こうすればもっとフィットするかも・・・」

この人こそが、バルヴェー・ノイベルット博士。
現在20歳になったばかり。

柔らかくウェーブがかった金髪に、太陽にも負けない金色の眼。
サラに頼まれたのは、

"バンパイアと戦いやすいアイテムが欲しい。"

そのため、カワイイ教え子に頼まれたのなら・・・。と、アイテムをつくっている。
一応完成したものの、重さ30gはヤバイだろう。というコトで、改善したのだった。
今になっては、なんと5gにまでも軽くなった。

「よし♪これで全体の重さは約5g !ボイス案内機能、電話and無線機能、MAP検索機能、魂感知機能、
敵・味方感知機能、電話帳機能、半径10KmのレーダーMAP、空中画面、種族・種類判別機能っ!!!
完璧だっ!!!」 (長っ!

思わずガッツポーズ。だが・・・。

「ぁっ!忘れてた!完璧じゃなぁぃ!!!人物検索機能をすーっかり忘れていたぁ!!!」

カチャカチャとバルヴェーはいじりはじめるのだった。

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1時間後。

「やっっっっとできた!二つも新機能が入った!」

サラとディルディスの二つのアイテムを持ちながら言った。

「さぁて・・・サラもディルディスも喜んでくれますかね・・・♪」

金色の瞳を細めて、2人の幼い頃の写真を見る。

世界は、回る。






ずっと・・・・























さぁ・・・・はココからがだ・・・。















A deadline || three years later........ ,

















ムリミット___________________________________






















___________________________________
________________________________________________いを


























___________________________________
__________________________元素力者ぜたで、


























くんだ_____________________________________________________























は、ゲーだよ




















かが、

















セッ出来い・・・・・
















た__________________________
















ームだよ・・・


















天使_________________________________

















・・・














は、君がしいから・・・・
















ゲーう。
















も・・負けたら・・・・・














天使よ。
















僕のノ・・・・















悟しね・・・・?